「逃げ恥」から見るソーシャルマーケティング ~ #恋ダンス 踊れる?~

さぬき
逃げるは恥だが役に立つ

(C)TBS / 引用元|Twitter【公式】火曜ドラマ『逃げ恥』

ガッキーのかわいさは犯罪級。

失礼しました、独り言がつい声に出てしまいました。
はじめまして、お酒と午前2時にフミキリへ向かうバンドと塩顔男子が好きなさぬきです。

みなさんは毎週火曜日の22時から放送されている「逃げるは恥だが役に立つ」をご存知ですか?
このドラマ、SNS上でとてもつもなく話題になっています!

「逃げるは恥だが役に立つ」と「恋ダンス」とは・・・?

「逃げるは恥だが役に立つ」とは、漫画誌『kiss(講談社)』にて連載中の同名作品をドラマ化したもので、”プロの独身”である津崎と家事代行の仕事として津崎の家に住むみくりが織りなすムズキュンラブコメディです。

職ナシ彼氏ナシの主人公・森山みくりが、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡と、あることがきっかけで 「仕事としての結婚」 をすることに。
夫=雇用主、妻=従業員の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男… はたして契約結婚の行方は !?

新しい 「結婚」 の形、そして 「仕事」 について考えさせられるとともに、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする社会派ラブコメディで見る人に元気をお届けします。

(出典)TBSテレビ

ガッキーのような人が家に住み込みで働いてくれるなら、いくらだって出せちゃいますよね。
私は星野源のような圧倒的塩顔男子に出会いたい。

ガッキーこと新垣結衣さんがかわいいのはもちろんのこと、”プロの独身”津崎を演じている星野源さんの主題歌「恋」にあわせて出演者がダンスしているエンディングも話題となっています。

実際に踊ってみた動画をSNSに載せる人が続出し、見事な「逃げ恥ブーム」を作り上げています。

* * *

それでは、SNS上でどれだけ「恋ダンス」が盛り上がっているのか見てみましょう。

ドラマの初回10月11日から第7話放送後の11月23日までの間、「逃げ恥」「逃げるは恥だが役に立つ」「恋ダンス」というキーワードで約32万回も投稿されています。

逃げ恥_話題量

対象期間:2016/10/11~2016/11/23

ではなぜこんなにも「恋ダンス」が話題になっているのでしょうか。

コンテンツの真似の”しやすさ”

この「恋ダンス」、ここまで話題になっている一因に振り付けの真似しやすさが大きく関係していると思います。
簡単すぎず、かといってダンスを習っていないと踊れないような難しい動きもない。

「恋ダンス」の振り付けはPerfumeの振り付け師MIKIKO氏によって編み出され、歌詞と連動した真似したくなる振り付けに・・!
(私もサビは踊れるようになりました!)

出演者の踊る姿がとても可愛らしいのはもちろんのこと、ダンスの”簡単さ”が視聴者の「真似したい」という心理を刺激しているのではないでしょうか。

そして実際にダンスを真似した視聴者がSNSで発信し、その動画を見た人がさらに真似をする、という相乗効果を生み出していると言えます。

多数の楽曲に合わせヲタ芸を披露している方がヲタ芸ならではのアレンジを加えて発信しているものもあり、そのツイートは3万弱RTされています。


ドラマの出演者である山賀琴子さんも友人と踊っている動画をInstagramで披露しています!

一生懸命踊る!(*゚▽゚*) 必死感!(リズム感ない) #逃げ恥 #恋ダンス

A video posted by 山賀琴子 Kotoko Yamaga (@kotokoyamaga) on

つい先日、11月27日に新バージョンも公開されていましたね!!
メンバーがフルチェンジされていて、山賀さんも踊っていました。
(美味しいところを全て藤井隆さんが持っていっていたのはヒミツ。)

ドラマと連動したタイムリーな情報

しかしエンディングのダンスの振り付けは変わらないし、流行も一時的なものでは?と思う人もいるかもしれません。

では、話題量の日別推移を見ていきましょう。

ソーシャルマーケティング

対象期間:2016/10/11~2016/11/23
◆のマーカーはドラマ放送日を表しています。

ドラマの放送日または放送の翌日に話題のピークが出来ています。

ドラマの放送日には、ドラマ公式Twitterで「第〇話放送まであと×時間!」とこまめに更新しています。今日が放送日である、という認知度UPやリマインドの意味だけでなく、ガッキーのかわいい写真を載せたり「恋ダンス」について話題に出したりと、なんともシェアしたくなるような心理をくすぐってきます。

ユーザーの拡散力に頼り切りにならず番組からも公式の情報として発信することで、一時的ではなく継続的に双方からのコミュニケーションを実現しています。

若者によるSNS利用の変化

SNSにコンテンツをシェアするだけでなくSNS上でのつながりを重要視している人も多く存在します。
話題になっているコンテンツを自分自身に置き換えて発信することは、流行に乗れているというアピールにもなります。自ら発信者となる、ということですね。

”自分の好きな・信頼している人も言っているし・・・”と考える人も少なくありません。口コミの影響力が大きくなってきている昨今では、話題を形成するために影響力のある人に拡散してもらうことも重要といえます。

自分が好きなアーティストが踊っているのを見ると、自分も踊ってみたくなりますよね。
(私は全力の笑顔で踊る源さんが見たいです。MVでは全然足りません。)

アーティストや芸能人がSNSに載せることで、自然とその人の何万人といるフォロワーの目にも届くことになります。

このようにユーザー自身のコミュニティを巻き込んだアプローチによってより拡散しやすい、そして信頼のできる情報と認識されていくのです。

逃げ恥の「恋ダンス」のように“誰でも”真似できる・周りに共有したくなるダンスが徐々に広がりを見せているように、敷居が高すぎず親しみを抱くようなコンテンツを発信すること、つまり視聴者自身に広めてもらえるようなコンテンツ作りが、ソーシャルマーケティングにおいて今後ますます重要となってきているのかもしれません。

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さぬき

バンドの追っかけをしすぎてエゴサーチが得意分野となった1993年生まれの青森系女子。居酒屋ではだし巻き卵とエイヒレを必ず頼む。女性目線でのマーケティングをできるよういそいそと勉強中。
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