ソーシャルリスニングで分かるプレミアムフライデーの総括

けーすけ
プレミアムフライデー

こんにちは。今月もプレミアムフライデーがやってきましたね。

さて、先日、プレミアムフライデーに関して日本商工会議所の方が「総括が必要」とコメントしている記事を見つけました。

確かにプレミアムフライデーはスタート時に盛り上がりましたが、最近は聞かなくなった印象があります。そこで、ソーシャルリスニングツールSocial Studioを用いて、定量的に話題量を把握しようと考えました。

プレミアムフライデー導入時の話題量とその後の減少傾向

第1図はプレミアムフライデーに関する話題 の時系列推移です。
2月 のプレミアムフライデー当日(2/24)が最も盛り上がり約21万件の投稿が見られますが、その後は顕著に減少していることが分かります。ちなみに、インテージによるプレミアムフライデーに関する調査(2/22)によると、奨励・実施することが決まっている企業は2.5%とのこと。

プレミアムフライデーに関する日別投稿量推移

プレミアムフライデーに関する日別投稿量推移
(設定キーワード:プレミアムフライデー、#プレミアムフライデー、プレ金、#プレ金 )
※集計期間:2017/1/1-2017/7/25

2月の導入当初はBBCでも「プレミアムフライデーは自殺を減らすか」というテーマで取り上げられ、世間の注目度が高かったことがうかがえます。

また、3月からはサントリーがプレミアムモルツのキャンペーンを行い、そのリツイートが各月5,000件程度含まれているため、実際に個人的な投稿をした人はもっと少ないと考えられます。

Conversation Cloud から分かる話題の変遷

次は、プレミアムフライデーの前後でどのようなキーワードと一緒に投稿されているかをConversation Cloud機能を用いて調査したものです。
(※期間はプレミアムフライデー当日とその翌日で設定)

プレミアムフライデーに関するConversation Cloudの変化

プレミアムフライデーに関するConversation Cloudの変化

2月は「導入」、3月は「プレミアムつらいデー 」といったキーワードが登場。4月には「うるせえ」、5月には「失敗」。6月は、半期の締めと重なってそれどころではないという状況を感じさせる単語が見られました。

4月の「うるせえ」というキーワードは、GWにテレビで「プレミアムフライデーと組み合わせると今日から休みですね」と紹介していたことに対する批判の声です。

6月の半期決算に関する単語と一緒に目立っていた「グシャ」は、プレミアムフライデーを皮肉った投稿のものです。

どちらも数千~万単位でリツイートされていますね。

リツイートのランキング

リツイートに関して少し詳しく見てみましょう。
こちらは2月から6月にかけての投稿の中で、当日に最もリツイートされた投稿をランキングにしたものです。

リツイートランキング(2月~6月)<br />※RTの件数は各月のプレミアムフライデー当日で取得

リツイートランキング(2月~6月)
※RTの件数は各月のプレミアムフライデー当日で取得

Conversation Cloudで頻出単語を把握するだけでなく、このようにリツイートの上位投稿を見ることで、さらに全体像を掴みやすくなります。

消費者の投稿では先ほどご紹介したとおり、プレミアムフライデーに対しネガティブな投稿が多くリツイートされています。
企業による投稿では、グーグルが働き方に関して問題を提起したアンケート投稿が拡散され、12万票もの回答が集まっていました。



今回、取得できたデータの大半がTwitterであるため、プレミアムフライデーを満喫できなかった方からのネガティブな投稿が共感されたという考え方もあります。
ただ、こうした実際の消費者の声に耳を傾けることは非常に重要ではないでしょうか。

* * *

このように、Social Studioでは過去に遡ってデータを取ることができるので、長期間にわたるキャンペーンの総括をするのにも便利です。
また、何と一緒に語られているかを把握することで、今後の施策に活用することもできます。

ウフルでは、マーケティング施策の効果測定なども行っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

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けーすけ

けーすけ

大阪府出身。京都大学経済学部卒。ソーシャルリスニングツールRadian6を用いたリスクモニタリングやレポート作成を担当しています。 趣味は都内の美味しいお店やオシャレなお店を探すことです。
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