ハッテトッテ™️とLooocusで実現するアプリケーション開発デモ | スマートビルディングEXPO2020出展レポート
2020年12月2月から4日にかけて開催されたスマートビルディングEXPO2020に、株式会社DIC様のブースにて共同出展させていただきました。簡単ではございますが、その際に展示した、ハッテトッテ™️とLooocus(ルーカス)を活用したアプリケーション開発デモをご紹介させていただきます。
ハッテトッテ™️は、温度・湿度・照度のセンシングが可能かつ、バッテリ内蔵型で通信にLoRaWAN®️を採用した、完全に配線不要のセンサーです。非常に小型・軽量・薄型でやわらかいボディを持ち、IPX6相当の防水性能を持つモデルも展開予定であるため、これまではセンサーの設置が難しかった屋内外で活用できます。名前の通り、簡単に「貼って、取れる」ため、設置も容易です。
画像中央設置されている4色の筐体がハッテトッテ™️です。非常に小型・軽量・薄型で、オフィスなどにも馴染むデザインになっています。(DIC様展示より)
ウフルは、このユニークなセンサーを活用して、『オフィス環境可視化』『コールドチェーン』2種類のアプリケーション開発デモを展示いたしました。
ハッテトッテ™️は、非常にコンパクトかつ簡単に設置ができるため、オフィスでも気軽に使用できます。オフィス内の、温度・湿度・照度がわかるだけでも、オフィスは過ごしやすい環境になっているか、十分な照度が保たれているか、換気は十分に行われているか、などオフィス環境に関連する様々な意思決定に活用可能です。
また、温湿度、照度に加えて、会議室が密になっていないかeCO2のデータや人数カウントデータも組み合わせて利用したい、というニーズがよく聞かれます。このような、異なるセンサーデータを組み合わせて可視化するアプリケーションは、Looocusを活用することで短期間で開発できます。
センサーからLooocusに集約されたデータは、APIを介して、このように可視化できます。アプリケーションのバックエンドはLooocusが担っており、画面の開発に注力できます。
画面上のピンをクリックすることで、そのエリアでの時系列データを確認できるようにしました。あらかじめ設定したしきい値に常に収まっているかひと目で確認できます。また、しきい値を超えている場合には、通知も可能です。
ハッテトッテ™️を、配送車両の荷室に設置すれば、HACCPで求められているコールドチェーン管理を行うことも可能です。また、ゲートウェイ側に取り付けたGPSで取れる位置情報と組み合わせることにより、適切な温度で配送されているか、現在地情報と合わせて、素早く把握できます。
デモは、千代田区エリアに展開している配送車両の管理をイメージして作成しました。4温度帯に沿った温度管理ができているかを、俯瞰できます。Looocusは、指定した区域への侵入と退出を検知するジオフェンシング機能を持っているため、車両が目的地に着いたときにメール等で通知できます。
車両のアイコンをクリックすると、詳細情報を確認できます。オフィスと同様、適切な温度範囲内で輸送されているかをひと目で確認できます。
Looocusは、複数のセンサーや位置情報を活用したアプリケーション開発を、より低コスト・短期間で実現します。Looocusについて、詳しくはこちらのWebページでご紹介しております。是非、こちらも併せてご閲覧いただければ幸いです。
https://uhuru.co.jp/solutions/looocus/
また、ハッテトッテ™️専用の個別アプリケーション開発も可能です。こちらのデモのようなアプリケーション開発、ハッテトッテ™️のご導入に、ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
関連ページ
貼れる、はがせる、無線センサー「ハッテトッテ™️」を第5回スマートビルディングEXPOに出展(株式会社DIC)
https://www.dic-global.com/ja/news/2020/event/20201127085743.html
ウフル、第5回スマートビルディングEXPO出展のお知らせ
https://uhuru.co.jp/news/press-releases/20201202/
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