IoTパートナーコミュニティ、日本OMGのi3と戦略的提携
― グローバルビジネス展開を目的とした協力体制を構築 ―
株式会社ウフル(所在地:東京都港区 代表取締役社長:園田崇、以下ウフル)は、当社が発起人かつ事務局を務める「IoTパートナーコミュニティ」と、日本OMGが立ち上げたIoTビジネス推進組織である「i3(Industrial Internet Institute)」がテストベッドの構築や、リファレンスアーキテクチャの適用、グローバルビジネスの展開において、戦略的な提携を行うことに合意しました。まずはIoTパートナーコミュニティが提供する業界別ソリューション説明会を合同で開催します。
i3は、IoTビジネスへの取り組みを通して、日本固有の課題を解決するための新しいビジネス・サービスモデルを創ることを目的とした組織です。参画する企業が企業規模に関わらずオープンな検討と事例構築を行うことにより、それぞれの企業に今までなかったイノベーティブな結果をもたらすオープンイノベーションのアプローチでビジネス推進することが特徴です。現在、インダストリー、アグリカルチャー、セキュリティの3分野でのワーキンググループ活動を展開しており、米国IIC(Industrial Internet Consortium)が策定したIIRA(Industrial Internet Reference Architecture)に基づくテストベッド構築と、グローバルな市場への展開を目的に活動を展開しています。
一方、2016年6月に、ウフルが発起人としてIoTの実ビジネスをベンダーフリーでオープンに構築するという趣旨に賛同する企業とともに立ち上げたIoTパートナーコミュニティは、設立から半年が経過した2016年12月現在、38社の企業で構成されるコミュニティに成長しました。現在は、コミュニティの共通コンセプトでもある“協創”のもとに、企業や組織の壁を越え、複数の企業や組織が連携して、流通、ヘルスケア、スマートビルディング、大手飲料メーカー向け、IoT x AI、セキュリティ、ブロックチェーンの7つのワーキンググループで、活発に活動しています。2017年1月から開始する第2タームからは新たに物流と飲食店を対象としたワーキンググループが立ち上がる予定で、この規模の団体としては他に類を見ないスピーディで具体的な活動を続けています。
今回、この2つの組織が相互連携することで、(1) 2つの組織の交流による業界・業種を超えたIoTソリューションの知見の拡充、(2) 日本発のテストベッドをもとにしたグローバルビジネス展開、(3) 会員企業のブランディング、ステータスの向上を実現します。i3は、一般の事業会社が多く加入しており、ITやソリューション提供企業が中心のIoTパートナーコミュニティとの重複はほとんどなく、相互の共通の事務局を行っているウフルが介在することでITとOT(事業会社の現場技術)をつなぐIoTビジネス推進を加速することができると判断して提携が実現しました。
今回の連携を加速させるために、2017年2月に、IoTパートナーコミュニティ参加企業のソリューション説明会を行う予定です。
IoTパートナーコミュニティとは
IoTパートナーコミュニティとは、協創を通じて、IoTビジネスを推進するビジネスコミュニティです。
IoTにより実現される「全てがつながる世界」を目指し、コミュニティに参加する企業・団体等がベンダーフリーで相互に協創しながら、 オープンイノベーションを通じてビジネスを創出することを目的とします。
※ 参加企業数:2016年12月現在、38社(http://iot.uhuru.co.jp/partner/)
i3(Industrial Internet Institute)とは
日本OMGが立ち上げた、IICとは独立した組織ですが、IIC(Industrial Internet Consortium)の公表された情報をもとに、IoTプロジェクトのプロモートと推進を果たす組織です。
i3が狙うのは製造業中心の生産性向上ではなく、日本固有の課題解決のための新しいビジネス・サービスモデルを創ることを目的としています。
(http://omg.or.jp/i3/ )
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