ウフルとLiLz、IoT/AIサービス企画開発専用の企画合宿プログラムを軸に業務提携 〜各分野のスペシャリストの参画により、従来一ヶ月以上かかる内容を3日で実現〜
株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇 以下、ウフル)とLiLz株式会社(本社:沖縄県中頭郡琉球大学内、代表取締役社長:大西敬吾、以下「LiLz」)はこのたび、IoT/AIサービス開発に特化した企画合宿プログラム『LiLz Boot Camp』を軸に業務提携いたしました。
IoT(※1)やAI(※2)を利活用したービスの企画開発を行いたい企業が高い集中力で新しい発想を出すための企画合宿をパッケージ化し提供することで、日本発のIoT/AIサービスおよび組織マネジメント/リーダーシップを強化しスピードと競争力を付随することを目指します。
「IoT(モノのインターネット)」という言葉に代表されるように、これからのテクノロジー企業には、従来のソフトウェア開発力だけでなく、ユーザー中心のサービス設計、広義での製品デザイン力、ハードウェアに対する知見、サービス実行基盤としてのクラウド、新規事業創出を支えるプロダクトマネジメント型組織となり、高次元で融合した製品をスピーディーにリリースしていくことが求められております。
しかしながら、これらの要素ではそれぞれ全く異なる技術を要求されるため、1社ですべてをカバーすることが非常に難しく、結果としてIoTにチャレンジしようとしても多くの企業がPoC(※3)等の検証フェーズ、ないしはその前の段階で足踏みをしてしまう状況にあります。
『LiLz Boot Camp』は、一気通貫、フルスケール、エンドツーエンドで、“共創”、“デザイン思考”、“非日常”をキーワードに、網羅的な視点でAI/IoTサービスの企画開発を合宿型で支援する画期的なサービスとして提供してまいります。また、『LiLz Boot Camp』は、ユーザーエクスペリエンス設計担当者が集まるコミュニティ「UX Tokyo」主宰者で、書籍「Lean UX ーリーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン」および「Lean UX 第2版 ―アジャイルなチームによるプロダクト開発 (THE LEAN SERIES) 」の監訳者である坂田一倫氏の監修を受けております。
LiLzのコアメンバーは3年前から多種多様なIoTサービスに取り組んでおり、また、ハードウェア/ソフトウェア/クラウド分野のスペシャリストとクライアント担当者さまによる企画開発合宿をかねてより数多く実施しており、極めて高い成果を得ることに成功しております。
そこで、ウフル、LiLzの両社でパートナーシップを結び、日本トップクラスのIoTサービスの企画開発ノウハウをもつ専門家を「目的に応じて必要なときに必要なだけ」集結させ、お客さまとともに短期間で集中的に合宿を行うことでプロジェクトを推進する、IoT/AI製品開発専用のブートキャンプ合宿パッケージ『LiLz Boot Camp』を共同で提供することで、日本発のIoT/AIサービスにスピードと競争力を付随することを目指します。
対象となるお客さまの例
- IoT/AIサービスの企画開発の話が社内で出ているが、社内に必要な人材が揃っていない。
- PoC(概念実証)での予算であればなんとか確保できるので、この時流に乗ってまずはPoCを実施し社内や顧客/パートナー内での当該プロジェクトへの理解をすすめたい。
- IoT/AIサービスの企画開発を行いたいが、自社にハードウェアや組込領域に精通した人材はいるものの、ソフトウェアやクラウド領域に精通した人材が不在の為、社内稟議等を含めてなかなか前に進まない。
- IoT/AIサービスの企画開発を行いたいが、自社にソフトウェアやクラウド領域に精通した人材はいるもののハードウェアや組込領域に背内生した人材が不在の為、社内稟議等を含めてなかなか前に進まない。
- 顧客の業務は理解しているが、IoT/AIに必要なテクノロジー各要素やデザインを理解している人間が社内にいない。
- 資金はあるが上位レイヤーからIoT/AIサービスの企画設計を相談出来るパートナーが足りていない。
提供ソリューション
- 日常の延長線上で既存業務や従来の概念に縛られたまま臨む生産効率の悪いスタイルではなく、高い集中力の基で新しい発想を出しやすくするため、究極の非日常的空間である沖縄の西海岸(北谷地区)を拠点としたコンドミニアムを会場に、目的に合わせ必要な人材を集めて集中的に合宿を行います(3泊4日プランをベースに要件に応じ柔軟にカスタマイズ)。
- 検討テーマ、検討者の状況に合わせてIoTシステムの検討に必要な人材を必要な時間だけ合宿中に提供。ただし想像性、生産性の低下を招かぬよう、一回あたりの合宿の期間は上限を一週間とします。
- フェローパートナーシップに賛同いただいた国内外トップクラスの専門家との連携を実現。
- デザイン思考/リーンスタートアップ等のサービス設計手法を採用します。
(1) LiLz Boot Campの効果
(2) LiLz Boot Campの実施内容
ご利用金額
88万円から、ご提供いたします。テーマと規模に応じ柔軟なカスタマイズに対応します。
ウフルIoTイノベーションセンター所長である八子知礼コメント
「ウフルIoTイノベーションセンターは、1社ではなかなか実現できない”協創”によるイノベーションを生みだすビジネスモデルを実現いたします。IoT/AIを軸とした新規サービスを進めていくには、新たな発想と、経営層の意識改革が必要です。今回『LiLz Boot Camp』のコンセプトの1つである“共創”と“非日常”いう点に共感し、LiLz様との協業に至りました。また、IoT案件を検討段階から実案件へ移行する際の、企業内部の意識改革および認識合わせの手段としてLiLz様のプログラムは有効であると感じております。これまで時間がかかりがちであった、IoT/AIビジネスの企画を両者が相互補完するノウハウを提供することにより、電話で呼び戻されることのない非日常の環境の中において短時間でビジネスに取り組むReadyな状態へ導き、IoT/AIビジネスの発展に貢献できるものと期待しております。」
LiLzの代表取締役社長である 大西敬吾氏コメント
「LiLzは、この度のウフル様との協業を手始めに、IoT/AIを軸とした“概念検証/PoC”で停まってしまいがちな新規サービス/事業開発を、よりスピーディーに進めてまいります。IoTを軸に豊富なノウハウを持ち日本のIoTを牽引するウフル様との協業で課題解決を加速できることを嬉しく思います。両社で協業することにより、専門分野の複合体であるIoT/AIシステム構築の実績とノウハウを活かした課題解決支援が一層と強化される事となります。また、弊社が、地域におけるIT活用だけではなく、これからIoT/AIをビジネスに活かしたいユーザー企業に、新たな発想と、具体的なシステム構築をサポートし、IoT/AIの発展に貢献していくチャレンジをウフル様と共に進んでいく事で、日本の国際競争力向上に寄与したく鋭意推進してまいります。」
ウフル(uhuru)は、とはスワヒリ語で「自由」を意味する言葉です。自由な発想と確かな技術で社会の役に立つサービスを届けていきたいという思いを込めた社名です。
LiLzでは、今後も 「テクノロジーを、そっと傍に」 をコンセプトに、IoT分野におけるAI技術を中心としたサービス/プロダクト開発に取り組んでまいります。
※1:IoT(アイ・オー・ティー:Internet of Things)とは、モノのインターネットを指し、全てのモノがネットワークを介して繋がり、モノ同士が人の操作・入力を介さず、自律的に最適な制御が行われることを意味します。
※2:AI(エーアイ:artificial intelligence、AI)とは、人工的にコンピューター上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、あるいはそのための一連の基礎技術を指します。
※3:PoC(ピー・オー・シー:Proof of Concept)の概念実証のこと。新たな概念やアイデアの実現可能性を示すために、簡単かつ不完全な実現化(または概要)を行うこと。あるいは、原理のデモンストレーションによって、ある概念や理論の実用化が可能であることを示すこと。概念実証は一般に完全に機能するプロトタイプへと至る前段階と見なされる。資金を提供する側にとってはリスクを低減させる手段であり、資金提供を受ける側にとってはより多くの資金を提供してもらう手段である。
ウフルについて
株式会社ウフルは「テクノロジーと自由な発想で未来を創る」を企業理念に掲げ、インターネットによる革新的な製品とサービスによって顧客と社会の価値向上に貢献します。
IoT事業を核とし、エッジとクラウドをつなぐIoTオーケストレーションサービス「enebular(エネブラー)」を用いて、エンジニアやクリエイター、コンサルタントやデータサイエンティストといった多彩な人材からなるチームにより、IoT事業を実現するために必要なプロフェッショナルサービスを、事業戦略・技術支援・コミュニケーション戦略などワンストップで提供し、お客様のビジネス創造に努めてまいります。
ウェブサイト /
LiLzについて
LiLz株式会社は、「テクノロジーをそっと傍らに」をコンセプトに、IoT分野におけるAI技術を中心としたサービス/プロダクトで社会の課題解決を協力に下支えをすべく基礎技術開発から応用技術領域まで含め邁進してまいります。
会社名 LiLz株式会社
代表取締役社長 大西敬吾
本社 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地 琉球大学産学官連携棟 202号室
ウェブサイト https://www.lilz.jp
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