ウフル、enebular評価ボード「RAVEN」を開発

Arm® Pelion™ Device Management Clientを搭載

株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇 以下、ウフル)は、「enebular Reference Board RAVEN(エネブラー レファレンスボード レイブン)以下、RAVEN」を開発いたしました。RAVENは、英Arm(本社:英国ケンブリッジ、以下Arm)が提供するソフトウェアエージェントである「Arm Pelion Device Management Client」を搭載した、ウフル初のenebular-edge-agent評価ボードです。

enebular Reference Board RAVEN enebular Reference Board RAVEN

RAVEN概要

RAVENは、IoTオーケストレーション サービスenebularのエッジ デバイス向け評価ボードで、IoTデバイスの開発をシンプルかつ迅速に行えるよう設計されています。今回開発したRAVENはenebularで作成したフローをセキュアかつ迅速に実行・更新することができます。また、小型ボディでありながら、無線機能および4つのI/Oコネクタを搭載し、電力消費が少なく抑えられているため、様々な場面でご活用いただくことが可能です。

特長

1. パワフルで高機能

enebular-edge-agentで、enebularフローエディタにより作成したフローを実行可能です。
Arm Pelion Device Management Clientによりセキュアにフローを更新することができます。

2. 小型ボディ

ミントタブレットのケースに近い小型ボディで、設置場所に困りません。
サイズ:約3.5cm×約7.5cm×約1.2cm

3. 省電力設計

Wi-Fi(802.11 b/g/n)に対応し、MCUにSTM32F767を採用しながら、5V/2.5Wという省電力設計、Raspberry Piでは消費電力が大きく、使用できない場所にも応用可能です。

今回の発表に際し、ArmのIoTクラウドサービス担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるHima Mukkamala氏より、エンドースメントをいただいております。

「IoTデバイスの状態を常に最新かつセキュアに保つためにデバイス管理が果たす役割は極めて重大で、これらの機能をシンプルに実行できるソリューションが求められています。ウフルのenebular Reference Board RAVENは、Armのクライアントソフトウェアが組み込まれていることで、Pelion Device Managementサービスを迅速かつセキュアに実装することが可能です。企業はIoTデバイスのオンボーディングや管理、更新を大規模に、かつ極めてセキュアに実行できるようになります」

※ 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

株式会社ウフルについて

株式会社ウフルは「テクノロジーと自由な発想で未来を創る」を企業理念に掲げ、インターネットによる革新的な製品とサービスによって顧客と社会の価値向上に貢献することを目指しています。IoT事業を核とし、エッジとクラウドをつなぐIoTオーケストレーションサービス「enebular」を用いて、IoT領域で顧客のビジネスに変革をもたらし続けています。来る5Gの普及に向け、NB-IoTなどの次世代通信技術にも取り組んでおります。コンサルタント、エンジニアやクリエイターといった多彩な人材からなるチームにより、IoT事業を実現するために必要なプロフェッショナルサービスを、事業戦略・技術支援・コミュニケーション戦略などワンストップで提供し、お客様のビジネス創造に努めてまいります。

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