国連CEFACTフォーラムにて、 IoT社会の国際標準技術の白書化に向けた提言を実施

株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇 以下、ウフル)の園田崇とCSO田中正道が、2019年4月1日(月)から5日(金)にスイス・ジュネーブで開催された第33回国連CEFACT*️に登壇し、2019年度中の白書作成に向けた提言を行いましたのでお知らせいたします。

IoTの普及はデータ量の爆発的な増加をもたらします。このデータはインターネット空間だけでなく、現実世界にも大きな影響を与えます。そこで、データの適切な記録・所有・利用に関するルールと、それを実現する技術を十分に検討することが社会的に求められています。もし、この議論を怠れば、「不適切なデータを学習したAIの暴走」「企業による不適切な個人情報の利用」「トレーサビリティの記録の改竄」といった、重大な社会問題を引き起こしかねません。

こうした中、欧州原子核研究機構(CERN)のフェデリコ・カルミナティ博士および米NVIDIAのマーク・シュテンプフリ氏とIoT/ブロッックチェーンに関する技術会議に、田中正道が登壇。IoTをすべての企業・個人が安全・安心に使える社会を実現する国際標準とすべき技術について、国連CEFACTにて提言を行いました。

技術会議の詳細は、こちらを参照ください

なお、弊社はIoT業界をリードする企業として、確かなデータを記録する信頼性の高いIoTデバイス(トラステッドデバイス)の開発や、データの所有・利用にかかる問題を解決するためにブロックチェーンを含む分散台帳技術の開発に取り組み、和歌山県での実装を目指しています。

今回の発表に際し、和歌山県商工観光労働部長 稲本英介様および白浜町長 井澗誠様より、お言葉をいただいております。

和歌山県商工観光労働部長 稲本英介様
「和歌山県への進出企業である株式会社ウフルが第33回国連CEFACT に出席され、先進技術であるIoT・ブロックチェーンに関し、技術会議で提言されたことは大変喜ばしく思います。株式会社ウフルが本県において、IoT・AI・ブロックチェーンといった先進技術を用い、地域に定着可能な事業開発に取り組まれることで、本県の地域振興が大いに図られるものと期待しております。」

白浜町長 井澗誠様
「白浜町では、世界に誇れるオンリーワンの観光地づくりに取り組んでいます。このビジョンを実現するために、先進テクノロジーを導入することは重要です。株式会社ウフルは、IoT・AI・ブロックチェーンといった先進技術を用い、地場に定着可能な事業開発に取り組んでいます。今回、株式会社ウフルが国連CEFACTで発表された提言を、白浜町も一緒になって推進してまいります。」

*️ 国連CEFACTは、国連欧州経済委員会の下にあり、貿易手続簡易化と電子ビジネスの促進、それらに関するグローバルなポリシーや技術仕様の制定を目的として設立された国連組織であり、従来の国際EDI標準EDIFACTの保守、次世代EDIのための各種技術仕様やEDI共通辞書の整備などを推進しています。

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