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ツネイシカムテックスとウフルが廃棄物情報管理プラットフォームを提供
IoT技術とSalesforceを駆使し持続可能な産業廃棄物処理へ

株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史 以下、ウフル)とツネイシカムテックス株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:曽我 友成 以下、ツネイシカムテックス)は、10月1日付で業務提携契約を締結し、産業廃棄物処理の効率化を支援する廃棄物情報管理プラットフォームの提供を開始したことをお知らせします。

ウフルは、「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ活用を支援・推進しており、DX支援で培った経験をもとに、全国の自治体でデジタル田園都市国家構想の実現に取り組み、スマートシティ化の全体設計やサービスアプリケーション、データ・サービス連携基盤の提供を行っています。
ツネイシカムテックスは、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、リサイクル、最終処分までワンストップサービスを提供しており、以前より廃棄物の技術開発・リサイクルにも積極的に取り組むなど、業界でもリーダー的企業です。

廃棄物処理業は、搬入される廃棄物の種類や性状によって受入前の事前検討や受入後の管理など、複雑な手続きが求められます。ツネイシカムテックスにおいても、複数のオフィスソフトに入力した検討依頼を紙に出力し判定に回すなど、デジタル化の遅れによる非効率性が課題となっていました。
両社は、この課題解決に対し、2014年よりSalesforceのLightning PlatformやExperience Cloudを導入し、産業廃棄物の収集・運搬から中間処理・リサイクル、最終処分までを一元管理できる廃棄物管理システムの開発を行ってまいりました。

その成果として、産業廃棄物の事前検討や搬入予定、待機車両の管理など、多岐にわたる業務の効率化を実現しました。大きな課題のひとつであった事前検討の手続きもデジタル化したことで作業工数は1/4になり、2倍の検討依頼にも対応できるようになりました。さらに、QRコードを用いた廃棄物の個体情報の可視化や見積書の自動作成など営業支援システムの構築にも取り組み、業務のさらなるDX化を進めています。

今回の業務提携により、両社はこれまでの経験と知見を集約した ”廃棄物情報管理システム” を展開し、同じ課題を抱える企業様に対し廃棄物処理業界におけるDX化の課題解決を支援します。
また今後は、ウフルのテクノロジー技術とツネイシカムテックスの設備・データを活かし、廃棄物処理における温室効果ガスの排出量の収集や分析にも挑戦するなど、業界のカーボンニュートラルおよび脱炭素化を加速させてまいります。

■ツネイシカムテックス株式会社について
広島県福山市を拠点に海運・造船事業を展開する常石グループの環境事業グループとして、産業廃棄物・一般廃棄物処理を中心に、廃棄物発電、人工砂の製造・非鉄貴金属の回収など環境事業を推進しています。また、廃棄物の無害化処理、リサイクル技術の開発および経済発展が加速する東南アジアでの非鉄金属や排水処理事業も積極的に取り組んでいます。「持続可能な社会の実現に必要不可欠な存在になる」をビジョンに掲げ、SDGs(持続可能な開発目標)を経営目標に取り入れるなど、環境負荷の低減と循環型社会の構築(サーキュラーエコノミー)を目指しています。
URL:https://www.kamtecs.co.jp/

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