ウフル、サウジアラビアの国立研究機関を迎えスマートシティ研究開発促進プログラムを実施
株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史 以下、ウフル)は、2月19日(月)から3月1日(金)の間、サウジアラビア国立研究機関(以下、KACST)のエンジニアを迎え、スマートシティをテーマにした研修プログラム「Smart City Program with KACST Study Pre Camp in JAPAN ~ Tokyo – Wakayama ~」を実施しました。
このプログラムは、サウジアラビア政府の「サウジ・ビジョン2030」構想に沿うために、サウジアラビアと日本のデジタルエコノミーの連携を強化し、人材交流や最先端技術に特化したワークショップの実施、日本の主要企業との関係構築を通じて、サウジアラビアのスマートシティ化に貢献することを目的に実施しました。最先端の企業が集う東京と、ウフルがスマートシティ化の支援を行う和歌山県紀南エリアを舞台に行い、研修パートでは地域課題解決に向けたフィールドワーク、ハンズオン、セミナー、アイデアソン、ハッカソンを行いました。
1週目の東京では、日本を代表する企業の訪問や、ウフルの自社サービス群「CUBE01」を用いたハンズオンを実施。2週目はフィールドを和歌山県の紀南エリアに移し、近年IT企業が続々進出し「シラコンバレー」という異名をもつ白浜町や、国土交通省が主導する3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」を活用し防災DXを推進するすさみ町、ドローンを活用し過疎地へのラストワンマイル配送に取り組む日高川町を訪問。
社会課題が顕在化する地方自治体でのデジタル推進の現状や特徴について学んだ後、サウジアラビアの視点で和歌山の課題を解決するアイデアソン、ハッカソンを実施しました。プログラムの最終日には、日本のスマートシティを推進する官公庁や団体のキーパーソンを迎えた講演を行い、2週間の成果を振り返るセッションで締めくくりました。
ウフルとKACSTは、2022年に持続可能な社会の実現に向けスマートシティや環境技術に関する技術開発や事業開発を目的とした包括的業務提携を締結。本プログラムはその一環として実施いたしました。両者は今回実施したプログラムをベースに、今年夏と冬にも実施を予定しており、エッジからクラウドまで包括的な技術開発や事業開発を推進してまいります。
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