豊中市の大規模防災訓練で「応急給水ポータル」が活用されました
株式会社ウフルは、2024年1月20日(土)大阪府豊中市にて行われた「令和5年度全市一斉防災訓練」において、当社のデジタルマップ「応急給水ポータル」が活用されたことをお知らせします。
本訓練は、災害時の地域と行政の協力体制の構築と、市民の防災意識の向上を目的として、最大震度6強の地震発生を想定し、災害対策本部の設置や安否確認、避難所の開設・運営、レスキュー訓練、給水訓練などが実施されました。豊中市民と同市職員合わせて約2,000人が参加しました。
豊中市は、阪神・淡路大震災(平成7年)で府内最大の被害を経験したこと、また東日本大震災(平成23年)をはじめ、能登半島地震(令和6年)など被災地への応援活動を行っていることから、災害時の対策に注力しています。
今回の給水訓練では、ウフルが2023年6月より同市に提供している「応急給水ポータル」が活用され、断水を想定して設置された給水所の各種情報を可視化させることで、住民及び応急給水活動に関わる職員への迅速かつ的確な情報提供、共有が可能であることを確認しました。
「はじめてつかいましたが、とてもわかりやすいので、すぐにアクセスできるようにホーム画面に追加しました。これなら断水があっても自分で考えて行動できる。」(訓練に参加した住民)
「市民の皆さんに「応急給水ポータル」を知っていただく良い機会になりました。レジリエンスの強化には、応急給水ポータルのように災害時だけでなく普段から使い慣れたものを活用することが大事です。職員はもちろん地域住民の方にもいざという時のために冷静な判断をしていただけるよう、今後もこのような訓練を続けていきたいです」(豊中市上下水道局職員)
ウフルは、河川の水位や避難所情報を掲載した防災ポータルや、地域の飲食店等と連携した観光ポータル等を開発し、平時と災害時の両方の観点から自治体の支援を行っています。今後もより多くの自治体、地域住民の生活をサポートすることで、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
「応急給水ポータル」について:
応急給水ポータルは、断水が発生した際に、住民に対して給水拠点の情報を提供するサービスです。 デジタルマップを活用したポータルサイトで、給水拠点の場所だけではなく、各拠点の混雑状況や給水残量などの情報をリアルタイムに提供します。住民だけでなく、応急給水活動を行う担当者間の情報共有ツールとしてもご活用いただけます。
・専用アプリのインストールやユーザー登録が不要
インターネットにアクセス可能な端末をお持ちであれば、誰でもすぐに利用することが可能です。
・住民は情報収集にかかる手間を軽減
ポータルサイトの情報をもとに、住民の方にとって最適な給水拠点を選ぶことができます。
・自治体職員は住民からの問合せ対応を軽減
リアルタイムな給水拠点の情報を提供することができるため「どこに行けば水が手に入るのか」といった問合せや、「給水拠点に行ったのに混んでいて水が手に入らなかった」といったクレームなどを軽減することができます。緊急時の窓口対応業務が軽減することで、担当者は本来の給水活動に注力することができるようになります。
・平時からの利用が可能
管理者はマップ上の任意のエリアに図形や線を描画して、情報を提供することも可能です。これにより災害時だけでなく、日頃の水道管工事などで断水を予定しているエリアや工事期間を住民の方に共有することが可能です。
参考リンク:
ウフル、豊中市へ「応急給水ポータル」提供
大阪府内初 住民に向けて断水発生時の給水情報をリアルタイムに公開
https://uhuru.co.jp/news/press-releases/20230529/
大阪府内初!豊中市民の生活を支える水道とウフルの「応急給水ポータル」
https://uhuru.co.jp/case/toyonaka_jogesuido/
ウフルの防災ソリューション紹介
https://uhuru.co.jp/library/articles/20231228/
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